かかしってなつかしい
かかし作りといっても特別な技術が必要というわけではないようだ。古着でワラと木の棒をくるみ、強く縛り付ければおおむね完成。農家では子供などが作ることも多いようだ。市販のものは風船に目玉が描かれたものなどがほとんどだから、こうした味のあるものはなかなか売っていない。今度、かかし作りに挑戦してみようか。
かかしを高性能化しようと思えば、例えば田んぼの端から端までレールを通してその上を走らせたりするのはどうだろう。発光・発声のギミックなんかも盛り込めば、劇的に効果は上がるだろう。しかし、そこまでやっても動物というのはすぐに慣れてしまうらしい。まさにかかしと動物は永遠のライバル同士、といったところか。
かかしは田んぼや畑に立てられる人形のことだ。おもに鳥や獣に人だと思わせ、追い払う目的で作られる。木の枝とワラ、あまった衣類をつぎはぎして作る程度の簡素なものだが、目玉を模した風船などもある。これは鳥が目玉を恐れるという習性をもとに作られている。かかしと一言で言っても、いろいろな種類があるわけだな。
かかしの中には鳥獣を追い払う効果を高めるために、動いたり、音を出したりするものもあるんだそうだ。そうでなくても頻繁に作り変えてデザインを変更しないと、動物たちはすぐに慣れてしまうらしい。法律やモラルがまったく通用しない相手だから農家の人も苦労する。もちろん、かかしの苦労も絶えないというわけだ。